平和行進曲V クリスマス LOVE ツリー : そのメッセージ
科学技術の発達により我々の日常生活は画期的な変化をもたらし多大なる恩恵を受けている。 インターネットの普及、多様化する価値観、混迷・変動する世界、都会の緊張感、孤独感、様々な人間の摩擦や衝突がわき起こる中生きる我々は、人間本来の心が置き去りになっていることも否定できない。幼児虐待、痛々しい事件などがおこり、理性と感性のバランスが揺らいでいる今、人々は如何に心をひとつにあわせて生きたらいいのだろうか? 問題は外界の現象にあるのではなく、人間の内にあるまごころの判断力にあるのでは・・・。 人は一人では生きていけない。人が生きていく上で最も大切なこと・・・心と心のつながり。 それは世代や性別、国境を越えたもの。人間本来の本能=愛をみつめなおしてみようではないか。内なる心(人を愛する・思いやる心・感謝の心)を呼び起こし、より豊かな感受性を養う機会とし、次世代を担う未来ある子供たちにとってよりよい街、明るい平和な世界を皆の手で作りたい。 また少子高齢化が問題視される今、生命の誕生を祝い、明るい未来を祈る、世界に広がった祭典クリスマスに皆から集まった材料をひとつにし、集う。 誕生の神秘・・・生命の源である赤ちゃんは、大きな可能性を秘めた人類の卵であり、希望であり、その赤ちゃんを創造できるのが「人間の愛」である。 今、世界には、戦争で親を亡くしたり、政情不安によって機関銃の音が遠くでする中、ビクビクしながら毛布をかぶって眠る子供たちがたくさんいる。 自分のことばかり考えた生活ではなく、人類の未来のために、もっと真剣に子供たちに目を向けよう。子供たちが心配事もなく、無限に広がる自分の可能性を追求できる世の中。子供が安心して生活できる環境づくりをしよう。これは子供を持つ親だけの願いではなく、人類の未来のためにやらねばならないこと。その使命の再認識の場となる。 各地から愛の象徴である素材を集め、色をつけ、ツリーの形にして、クリスマスにそんな世界の子供たちの幸せを祈る。「千羽鶴のおしゃぶり版」なのである。 そんな思いを作品に込めて、世界へ「平和」「愛」を訴えようというものである。 そして縁あって出逢った大切な人、子供・夫婦・恋人・家族・友人・国境を越えた人々へ愛を語るというものである。 光のイルミネーションが繰り広げられる中、天神の街に世界で唯一の一般人参加型クリスマスツリーが誕生し、愛と祝福をのせたメッセージが福岡から世界へ発信されるだろう。
林 世宝